劇伴あれこれ

今度また朗読の背景音楽を演奏する。

自分のための備忘録として、劇伴やナレーションの背景演奏での注意点などを書いておこうと思う。


★読手の喋り出しと音楽のメロディの入りをずらす
メロが入ってから読み出すのか、読みが始まってからメロを弾き始めるのかはかなり重要。同時になると聞き手の耳が朗読に傾かなくなるためだ。
読手に音楽の知識があれば、『4泊目の休符で読み始めてください』などの指示ができるが、まあたいてい無理。こちらが合わせるしかない。

★読んでいる最中のメロの音数は少なくする
CDを流すのと違い、生演奏の場合はそれだけで演奏に耳が傾きやすくなっているため、言葉に重なるメロの音数は必要最小限を意識する。

★言葉の空間で音数を増やす
段落が変わる箇所など、次の言葉までの1~2秒の間(ま)で音数を増やすことで、一辺倒な演奏を避ける。

★曲の展開は適宜あわせる
ここが話の山場、という箇所に曲のサビ(もしくは劇的に演出できるセクション)を合わせる。
そのために、例えば通常はAメロ→Bメロ→サビという曲でも、Aメロ→サビという進行に切り替える場合がある。読み手がリハでの速さで本番も読むとは限らないので、『急遽4小説増やす』とか『急遽ここだけ4分の2にする』とかしながら調節する。
※自分以外に奏者がいる場合は、『読みが終わったら必ずAセクションに戻る』等、いろんなケースを想定して打ち合わせしておく。

★台本は覚える。
譜面を追って弾きながら台本を追うという行為は、演奏の質が下がるためなるべく避ける。進行や演奏のきっかけを含め、台本の言葉を頭にしっかり入れておく。
全部を厳密に覚えなくてもいいが、『この言葉がきたらこのセクションに行く』『この言葉からは約20秒で読みが終わる』等、目印は絶対に記憶しておく。

★譜面はファイリングする。
めくった時に落とす奴がいるためだ。

★キョロキョロしない
これは読手も奏者同士にも言える。たまにいるけど、音楽ライブじゃないんだから本番でアイコンタクトをとるな。と言いたくなる時がある。お客様の没入感を阻害する行為は許さない。

★曲のキーは適宜変える
同じキーの曲が連続しないようにする。(自然と違う曲へ切り替える場合は除く)
曲を変える時はたいてい話の雰囲気が変わる時なので、キーを移動した方が良い。

★必要に応じた転調
曲を変えずに雰囲気を切り替える時の手段。次の曲の5度セブンを挟んで無理くり転調したりする。歌の転調だと音域の都合で半音上げ・半音下げにすることが多いが、インストなら関係ない。1番劇的な変化は『全音半上げ』。※C→E♭等

★本番当日でも音響に応じて弾き方を変える
会場の音響がいつも素晴らしい設備とは限らない。マイクを通した時に低音がザラつきやすいとか、高音が強くでやすいと言った場合は、それによって演奏も変える。背景音楽として、読みを邪魔しない(耳障りなアラの出ない)演奏のために最善を尽くす。


いま思いつくのはこんなところだ。







【New!】

 

2020.10.26

ORDERページを再掲載いたしました。

ご発注・ご依頼の参考にしていただけます。

 

2020.9.02

新規作成した絵を掲載いたしました。TOP画像およびGALLERYでご覧いただけます。

 

2020.9.02

演奏事業の再開・中止に関する最新情報を更新いたしました。詳細はNEWSにて。

 

2020.6.18

ORDERページ(注文参考情報)を現在非表示にしております。編集完了次第 再掲いたしますが、それまでの間につきましては料金等 直接お問合せください。

 

2020.4.15

コロナ感染拡大防止のため、4月・5月・6月の各種イベントと演奏業が中止・延期になります。NEWS

 

2020.4.4

▼食育スペシャリスト中村詩織さんに制作のご依頼をいただいたLINEスタンプが販売開始いたしました!

▼イラストメイキング動画のYouYubeリンクを追加いたしました!

どちらもLINKからご確認いただけます。

 

2020.4.4

コロナ感染拡大防止のため、4月に予定しておりました各種イベントを中止・延期とし、該当宣伝ページを削除いたしました。騒動が収束次第、改めて設定と告知をいたします。NEWSに掲載中のイベントは現在のところ開催予定となっております。

 

2020.3.6

プラネタリウム朗読会への出演情報、マンドリンオケへの出演情報を追加致しました。

詳細はNewsへ。

 

 

2020.1.28

新作イラスト「雪」を追加いたしました。

※デジタルイラストへ更新

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