差別意識

この間ある記事で、『自分の中の差別に気づくことは難しく、その事実と向き合い改めることは苦しい』という文を目にした。

なるほど、人は自分の中にある差別に気がつくことが苦痛らしい。思っていたよりも自分が良い人ではなかったことにショックでも受けるのだろうか。


私は自分の中の差別をよく知っている。
たいていの女性を都合の良いヒステリッカーだと思っているし、心の弱い人のことを見下していて淘汰されればいいと思っている。簡単な義務すら守れない者を人間だとは思っていないし、私の知る限りベーシストの男は貞操観念が最悪だ。


しかし、その差別を表現することはしない。

 心の弱い人のくだらなくてネガティブな相談も、うんうんと聞きながら親切に1時間も2時間も付き合ったりする。どうせ筋など通らない女性との口論は避け、ええそうですねと笑っておく。

そうする理由は単純で、私は見下した気持ちや差別的な感覚がありながら、それを相手に気づかれることなく振る舞える器用な自分が好きなのだ。



自分の中の差別、それが特に経験によって作られたものであるなら、今更否定したり考えを改めることは非常に難しい。私はそういった差別を悪だと言って、自分の中から排除する必要はないと思う。

自分が見下しているもの、差別的に見ているもの、穢らわしいと思っているもの。それはそのままにしておけばいい。ただ、それを口にしたり行動で表すことはやめた方がいい。差別だからではなく、自分が生きにくくなるからだ。

差別を表現すれば、必ず『その考えは悪』と言ってくる優等生がいる。奴らに絡まれるのは面倒だ。それなら、差別を自覚しながら表現しない、自分の二面性を愛しておく方が障害がない。
それに、誰にでもフラットに優しくしているだけで、周囲の人間は『この人は博愛的で良い人だ』と勝手に慕ってくれる。加えて誰も傷つかないのだから、一石二鳥、三鳥だ。


自分の中の差別と向き合って大真面目に傷ついたり、改心する必要などない。差別する感覚があるからこそ、差別の無い振る舞いができ、それは結果的に差別によって傷つく人を減らすのだ。







【New!】

 

2020.10.26

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2020.9.02

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2020.9.02

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2020.6.18

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2020.4.15

コロナ感染拡大防止のため、4月・5月・6月の各種イベントと演奏業が中止・延期になります。NEWS

 

2020.4.4

▼食育スペシャリスト中村詩織さんに制作のご依頼をいただいたLINEスタンプが販売開始いたしました!

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どちらもLINKからご確認いただけます。

 

2020.4.4

コロナ感染拡大防止のため、4月に予定しておりました各種イベントを中止・延期とし、該当宣伝ページを削除いたしました。騒動が収束次第、改めて設定と告知をいたします。NEWSに掲載中のイベントは現在のところ開催予定となっております。

 

2020.3.6

プラネタリウム朗読会への出演情報、マンドリンオケへの出演情報を追加致しました。

詳細はNewsへ。

 

 

2020.1.28

新作イラスト「雪」を追加いたしました。

※デジタルイラストへ更新

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