世間の餌

お笑い芸人の不倫の話がアツい。
批判する人、同情する人、様々な意見が飛び交っている。

芸能人だからといって人のプライベートを0から100、もしくは150(脚色)まで記事にしてしまうのは私もどうかと思うが、かといって『週刊誌は人権を侵害している』『書きすぎだ』と主張するほどの正義感はない。

週刊誌もそれに対する人の過剰な反応も、“そういうもの”だと思っている。
炎上しやすい現代のことを『やり直しの効かない社会』と皮肉に表現する人もいるが、私はやり直せない社会である方がいいと思う。大きく転ばないよう、みんなもう少し慎重に生きるべきだ。


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私は不倫など嫌いだが、それ以上に、吊るし上げられた芸能人がこのあと自殺をするかどうかに興味がある。

誹謗中傷によって自殺した女性のニュースがあったように、言葉は時に人を殺す。

今話題の芸能人に寄せられている誹謗中傷や脅迫は、現時点ではただの言葉や文字であるが、もしこのあと本人が心を病んだり自殺することがあれば、その時になって初めて『あれは凶器だった』と分かる。今私たちが見ているものが、後付けで伏線になるかもしれないのだ。そう思うと、下衆だと思いつつも少しわくわくしてしまう自分がいる。

世間の話題というものは、誰も先に読み進めることのできない小説のように感じる。みんなが同じ本を持っていて同じ場所に栞を挟んでいる。今回配られたこの小説は、どう展開していくのだろうか。

決してその人が自殺を選ぶことを期待しているのではない。彼がどうなろうと私の心が痛むことはなく、どうなってもいい。

いつか『女性はコンテンツだ』と書いたが、今の彼は世間や私にとってのコンテンツなのだ。



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不倫の話題になると、『今どきは不倫を犯罪みたいに取り上げるよね』と言う人が私の身近にはいる。ニュアンスとしては、不倫ぐらい..という軽視した言い方だ。

その人とは素で話す間柄ではないし、面倒なので反論はしないが、『不倫ぐらい』という感覚は最低だと思っている。

恋人の浮気とは訳が違うのだ。手間も心労も、かかるお金も段違いになる。
結婚するしないは今どき自由だが、ことこの件に関しては、結婚をしたこともなければ配偶者の不倫によって東奔西走したこともない人には語られたくない。


結婚とは契約だ。

それは保険契約のようなもので、お互いを最優先で支えるという生涯サービスを受けるために、規約に同意して婚姻届にサインをする。規約とは、法律、民法上で発生する義務や権利のことだ。相手を最優先し愛することは、ただの感情での話ではなくなり、契約した者の使命となる。

契約なのだから、違反をすればタダでは済まないし、どんな言い訳も気持ちも関係ない。違反は違反だ。情状酌量の余地はない。


民法でいう不倫とは、婚外性交渉である。相手のことが好きではなくても体の関係を持てば不倫になるし、好きであっても体の関係がなければ不倫とは判断されない。

それを踏まえると、『不倫をしない』ということは実に単純で簡単だと思う。配偶者以外の異性と寝なければいいだけだ。


それでもしてしまう人が世の中にはいて、それが芸能人であれば週刊誌に晒されてしまう。

あることないこと書かれるのは可哀想ではあるが、私は簡単なルールすら守れない頭の持ち主のことを、人権が主張できる『人』だとは思っていない。世間の餌にされるべくしてされたのだろう。

【New!】

 

2020.6.18

ORDERページ(注文参考情報)を一時的に非表示にしております。編集完了次第 再掲いたしますが、それまでの間につきましては料金等 直接お問合せください。

 

2020.4.15

コロナ感染拡大防止のため、4月・5月・6月の各種イベントと演奏業が中止・延期になります。NEWS

 

2020.4.4

▼食育スペシャリスト中村詩織さんに制作のご依頼をいただいたLINEスタンプが販売開始いたしました!

▼イラストメイキング動画のYouYubeリンクを追加いたしました!

どちらもLINKからご確認いただけます。

 

2020.4.4

コロナ感染拡大防止のため、4月に予定しておりました各種イベントを中止・延期とし、該当宣伝ページを削除いたしました。騒動が収束次第、改めて設定と告知をいたします。NEWSに掲載中のイベントは現在のところ開催予定となっております。

 

2020.3.6

プラネタリウム朗読会への出演情報、マンドリンオケへの出演情報を追加致しました。

詳細はNewsへ。

 

 

2020.1.28

新作イラスト「雪」を追加いたしました。

※デジタルイラストへ更新

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