子どもの世界

自殺のニュースが絶えない。

特に目にとまるのは、小中高生の自殺の話。


「死ぬくらいなら逃げればいい」

そう言う声は必ずあがるし、私もその通りだと思う。


ただ、子どもが逃げることはそんなに簡単じゃないことも分かっていないといけないと思う。


大人になれば、選べる自由がある。

例えば現状が辛くなって、その場から離れたくなった時。大人は自分で使えるお金があって、それだけで移動方法や宿泊する場所の選択肢が増える。一人で深夜に行動していても補導されなくて、なにかと契約も一人で出来る。逃げるために必要なお金に困っていれば、世間からは良く思われない仕事だってあるし、男でも女でも最後には体という売り物がある。


しかし子どもはそうはいかない。

長距離を移動できるようなお金も持っていなければ、稼ぐ手段もない。家出をしたって未成年はたいてい連れ戻される。深夜は立ち入れる場所も減り、休める場所もなくなってくる。結局、逃げたくても保護者という命を握っている人間の協力がなければなにもできない。


子どもにとって学校は全て。

大人から見れば狭い世界でも、子どもにとっては学校という空間こそが全てになる。


最近はLINEやSNSで友達と「繋がりっぱなし」になったこともあり、私が子どもだった頃に比べても、より「学校が全て」になったと思う。学校でうまくいかない人間関係は、プライベートの時間にまで影響してくる。そこで生きられなくなった子どもは、大人が思っている以上にかなり追い詰められることになる。


そんな子どもが逃げられる可能性のある場所は、家庭であると思う。休ませてくれる親、話を聞いてくれる家族がいれば、そこは逃げ場になるかもしれない。


けれど、それが叶わなかった時。学校と家、世界のすべてが自分の味方ではないと気づいたとき、一人で逃げられない子どもはやはり自殺を選ぶしかないのだと思う。



だから子どもの自殺のニュースに対して「死ぬくらいなら逃げればいい」というのは、少しいい加減に感じてしまう。


逃げられるのは、家族に恵まれた子どもでしかない。そんな気がする。

 


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2月のイベント出演情報掲載

 

 

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